テレビ会議
コロナ流行直前まで、海外メーカーとのやり取りは、テレコン(電話会議)が主流だったけれど、今はテレコンは誰もしない。ZoomやTeamsのテレビ会議によって、テレコンもはや死語になった。
今週は、フランスのメーカーのZoomのプレゼンを見る機会があった。
Zoomのおかげで、ヨーロッパの会社は日本向けに売り込みしやすくなったよねーと思う。「テレコン」では、流石にプレゼンは出来なかったし。
ヨーロッパだと、ギリギリお互いの稼働時間が合う(日本は夕方、ヨーロッパは朝)ので、「プレゼン」が出来る。
北米のメーカーだと、そうはいかない。
お互い稼働時間が違い過ぎて、打合せしようとすると日本側が深夜0時開始、とかなるので、のっぴきならない問題が起きた時のみ、Zoom会議となる。そのせいか、北米メーカーでZoomプレゼンは未だない。
たかが時差、されど時差。継続的にビジネスをするには、プレゼンに打合せに、やはりコミュニケーション取りやすい方がいいものね。
もう一つ、ヨーロッパの方がいいかも、と思うのは、言語について。
ヨーロッパの人々も、外国語である英語で話すし、私達も外国語である英語で話す。お互い外国語で話している者同士、外国語を考える「間」、を待ってくれ、流暢に表現出来ない事への寛容さ、を感じるし、
コンニチハ、アリガトウゴザイマス、一言日本語を言ってくれたりもする。
EUは、20言語以上が公用語とされているそうなので、お互いの言語や文化を自然とリスペクトする習慣がありそうだ。
同時通訳テクノロジーもかなり進んできたので、お互いが母国語で話す会議をする日も近いか、
その時には、Zoomでは無い何かが発明されていて、Zoomが死語なになっているかも。