Summervacationのブログ

今日も世界は広がっていく

ベルばら

誕生から50周年のベルばら、1972年から半世紀との事。

 

やはり、男装の美女オスカルが、新しい女性像として少女漫画のイノベーションだったのだと思う。

親が進める政略結婚に反対し、自分のずっと側で一途に見守ってくれていた(平民)アンドレの妻となり、自分の信じる社会正義の為に、自分に賛同してくれる男性の部下達と共に、革命軍達を守ろうとする。

 

親の反対を押し切り、「自分の意思で選択した人生」を、強く美しく駆け抜ける。

 

物語としては、美しく散っていく悲劇だけれど、新しいヒロインの形、女性像として、半世紀前は斬新だっただろうし、当時の女性達に支持されたのだろうな、と思う。